先日、Instagramにアップしたこちらの写真。
❶すぐに取れてしまう。
❷ある程度は持続するが、トラブルに繋がる恐れあり。
とお伝えしました。
この2つの原因について会員の皆様にアンケートを実施した結果このようになりました。
この結果をもとに、今日のブログで原因を解説していきます!
❶の接着について
❶の接着では、なぜすぐに取れてしまうのか?
接着面をよく見て頂くと、面がボコボコしていると思います。
こうなってしまう原因は、過度なスライドもしくは1回で綺麗に装着をする事が出来ずに、何度も接着を試みた際に起こります。
1回でピタッと接着ができずに、何度かやり直すことで、グルーが重なり接着面に厚みと断が出来ます。
これはグルーの硬化スピードと、技術者の施術スピードが合ってないのが主な原因となりますので、それらの見直しが必要となります。
グルーの見直しを行う場合は、弊社のグルーの場合プロフェッショナルグルーよりもシームレスグルーの方が硬化速度が穏やかなので比較的コントロールしやすいです。
装着スピードを改善する場合は、掻き分けの無駄を無くすことや、圧着またはラッシュを地毛にそのまま置くように装着する事を意識すると速さが出てくると思います。
接着面がボコボコしてしまう際は、以上の2点をご参考下さい。
❷の装着について
❷の装着は、なぜ持続するがトラブルになるか?
こちらは、一見接着面に問題は無さそうに見えるので、原因を探るのが難しかったかもしれません。
❷はよく見ていただくと、根本よりも上の部分の方がグルーが多くなっています。ただ、根本も浮くことなく接着されているので、持続性は安定します。
しかし、ある程度期間が経ち、エクステが取れて来る頃になっても、根本だけが浮き、上の方はまだ接着しているという現象が起こります。
こうなってしまうと、エクステがスムーズに取れず中途半端に接着している状態なので、エクステが傾いたりひっくり返ったりしてデザインの崩れが悪目立ちします。
合わせて、根本が浮いていると、瞬きするたびに目のキワに当たってしまい、皮膚炎等のトラブルの原因にも繋がります。
ですので、根本が密着していることは大前提として大切ですが、接着面全体のグルーのバランスも必須です。
まとめ
今日のブログでは、接着面に関して解説をしてまいりました。
持ちが安定しない時、ついグルーが悪いのかな?と思ってしまうこともありますが、接着方法を少し改善してみると解決する場合がほとんどです。
安定した装着には、接着面のツヤと根本、グルーの伸び方が鍵となります。
ぜひ、スランプに入ってしまった時や、うまく行かない時はこうした基本を改めて振り返って見てください。
基本こそ大切です。
最後に、アンケートにご協力くださった皆様。貴重なご意見をお聞かせくださりありがとうございました。