まつげエクステ商材 Lashvista (ラッシュビスタ) のブログをご覧頂きありがとうございます。
エクステの持ちの良さは、サロンの信用に繋がるので、皆さま日々とても研究をされていると思います。
実際に、弊社に寄せられる質問やご相談の中でも、持続力に関する内容は大変多く頂きます。
持ちが良いエクステは、お客様に喜ばれリピート率にも繋がる為、とても大切な事ですよね。
しかし、あまりにも持ちの良すぎるエクステは、返って自まつげに負担をかけてしまいダメージの原因となります。
今日は、そんな持ちの良すぎるエクステの落とし穴について、詳しく書いていきます。
エクステの持続力について
持ちの良いエクステの定義は、サロンによって様々な考え方があると思いますので、どれが正しくて、どれが間違えているという事はございませんが、私は3週間~1ヶ月で付けたエクステの半分程度を残せるように装着しています。
例えば、シングルで120本付けた場合、3週間~1ヶ月後のリペアで、60本前後残せるとベストです!
言い換えると、自まつげの為にこれ以上はあえて持ちが良くならないように、グルーをコントロールし装着をしています。
持ちが良すぎるエクステの落とし穴
なぜ、あえて持ちが良すぎないようにするのか?
それは、毛根への負担を回避し地毛ごと抜けるリスクを防ぐためです。
装着から1ヶ月が経つと、自まつげも成長をするので、その分根本が伸びてきます。
根本が伸びて、付いているエクステが毛先の方にいくと、その重みで毛根に負担がかかり、自まつげごと抜けるリスクが上がります。
ですから、毛先の方にエクステが行く前にあえて取れるよう装着し、自まつげの成長を妨げないようにしています。
毛周期の関係で、成長を終えた毛が抜けていくのは問題ないですが、健康な自まつげは育てながら施術をしたい!
そんな思いがあるので、あえて持ちの良すぎる装着はしないようにしています。
お客様がご自宅でもお手入れしやすく、崩れないデザインを作るには健康な自まつげがあってこそ。
この先もずっとエクステライフを楽しんで頂くために、自まつげごと抜けない施術をすることを大切にしております!
自まつげが抜けない具体的な装着法は?
では、自まつげが抜けないように3週間~1ヶ月で半分程度持たせる装着はどのようにしているか?
重要なことは毛周期の見極めとグルーコントロールです。
毛周期の見極めに関しては、また詳しく書いて行こうと思いますが、成長初期にあたる毛には基本的には付けません。
成長しきった健康毛を選び装着をします。
そして持続力を計算しながら付けて行く上で、最も大切なのはグルーコントロール。
1本1本の自まつげに合わせて
グルーの量・接着面積 ・伸ばし方
を調整していきます。
3週間~1ヶ月後にエクステを残しておきたい毛にはグルーの量や接着面積は標準で装着。
逆にエクステだけ取れていって欲しい毛には、グルーは少なめで薄く伸ばします。
ただし、この時すぐにポロポロと取れてはいけないので接着面積は広めにとって調整をします。
技術者によって、使うグルーの好みは分かれると思いますが、プロフェッショナルグルーは自まつげに負担をかけず薄づきの時も綺麗に硬化するので、非常に付けやすくオススメです。
まとめ
今日は、持ちが良すぎるエクステの落とし穴について解説してきました!
ポイントをまとめると・・
- 毛根に負担をかけない為に3週間~1ヶ月で半分持たせる
- グルーコントロールと毛周期を見極めて持続力の計算をする
この2つが大切です。
お客様に長くエクステライフを楽しんで頂くために、是非参考になれば嬉しいです。
ではまた。