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石鹸で洗顔している人はマツエクの持ちが良くないのか??

石鹸で洗顔している人はマツエクの持ちが良くないのか 施術知識
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こんにちは。
Lashvistaのブログをご覧いただきありがとうございます!

マツエクの持続力に大切な、クレンジングや洗顔。

一般的にオイルクレンジングは良くないと言われておりますが、石鹸も持続力の低下を招くのではないか?と囁かれているそうです。
(ちなみに私自身、オイルクレンジングで持続力が低下するとは考えていません。詳しくは過去のブログで解説しておりますのでご覧下さい。)

はたして、石鹸もマツエクの持ちには良くないのか??

私の考えを解説していきます。ご参考いただけますと幸いです。

石鹸が持ちを悪くすると言われる原因は?

まず初めに、石鹸がマツエクの持ちを低下させると言われる原因について。

おそらく、1つ目は石鹸のphが関係しているのだと思います。

石鹸のphはほとんどの製品が弱アルカリ性。

これに対し、施工用などの一部の接着剤には、アルカリ性物質の影響を受けて劣化が早まってしまうものがございます。( 強アルカリ性のコンクリート等)

こうしたケースを元に、アルカリの性質を持つ石鹸の影響をグルーも受けて、エクステの持ちが低下するのではないか!?

という意見があるのだと思います。

そしてもう1つが油脂によるもの。

石鹸は、製造段階で植物油脂(パーム油、ヤシ油、オリーブ油など)が配合されているので、そうした油分の影響を受けて、エクステが取れやすくなるのでは??という見解と思います。

この件に関しては、オイルクレンジングがダメと言われる原因と同じ考え方から来ているのでしょう。

弱アルカリ性とグルーの関係

はたして、弱アルカリの性質をもつ石鹸がグルーへ影響を及ぼすのか??

結論、私は直接的に石鹸がグルーを溶かしたりして、接着部分を劣化させ、持ちを悪くしているという事は無いと思います。

まず考えられるのが、普段エクステをオフする際に使用しているリムーバーのph値を見てみると、67の中性だからです。

なので、あまりアルカリがグルーを溶かすという事は考えにくいと思います。

また、前処理に使用するラッシュプライマー。こちらのphもアルカリ性。

リペアの際に、エクステが残っている状態で上から汚れを拭き取ったり、コットンに湿らせ水分パックを行っても、エクステが取れてしまうという事はありません。

ちなみに、数年前、他社様のプライマー(アルカリ性)の製品をいくつか使っていたことがありますが、その際もエクステが取れてしまうという事はありませんでした。

こうした事を踏まえて、接着部分の劣化にph値は関係ないと考えています。

ただし、アルカリがグルーの硬化を促進させる作用はあります。アルカリ性の前処理剤が多いのは、この為です。

また、美容室併設サロンで施術を行うとグルードームがすぐに固まるのも、空気中にカラー剤などのアルカリが浮遊しているのが原因です。

なので、アルカリ性はグルーの硬化を促進させるはたらきはあります。

ですが、グルーを溶かす作用は無いと考えています。

油脂とグルーの関係

冒頭でもお伝えした、石鹸に含まれる油脂がグルーに良くないのでは??という見解は、オイルクレンジングがNGとされる原因と近いと考えます。

簡単にまとめると、オイルクレンジングや油脂に含まれる油分が、グルーを溶かすと言われているようですが、こちらに関しても直接的な影響はないと思います。

詳しくは、過去のブログでも解説しておりますので、合わせてご覧くださいませ。

 

まとめ

今日のブログでは、石鹸で洗顔している人はマツエクの持ちが良くないのか??について考えを解説いたしました。

当サロンにも、石鹸を使用されているお客様がいらっしゃいますが、エクステの持ちが悪いと感じた事はありません。

むしろ、持続力が高い印象です。

それは、泡立てた泡のクッションで洗うことで目元への摩擦が起こりづらいというのも要因としてあるでしょう。

そして、弱アルカリ性はメイク等の油汚れや皮脂等のタンパク質の汚れを落とすのには効果的です。

なので、汚れが綺麗に落ちているからこそ、持続力が高いのもあるでしょう。

ですので、結果として私は、マツエクをしていても石鹸で洗う事に問題はないと考えています。

ぜひご参考いただけますと嬉しいです。

それではまた次回のブログで!

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