こんにちは!
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今日から7月ですね!
先月の中旬、ちょうど暑くなり始めた頃からグルーの扱いや保管等に関するご相談が多くなりました。
中でも、全て装着した後に最終チェックをしていると、数本ポロっと浮いてしまう。という声が多かったので、その原因と対策について今日は書いていきます。
装着直後に取れる原因
装着直後に数本取れる原因は、その部分のみ硬化不良を起こしております。
なぜ硬化不良が起こるのか?
まず単純に考えられるのは、グルーの量が多いもしくは少なくて、硬化がスムーズに行われなかったケース。
これは1本1本の地毛の状態に合わせたグルーの量を見極めて、根本が浮かないよう確実に装着すれば、すぐに改善されます。
グルーをすくった時の量、玉のつき方を確認して装着するよう意識しましょう。
夏場に多い取れる原因
次に、夏場に装着後ポロっととれる原因で多いのが日焼け止め。
お客様が、いつもに増して日焼け止めを塗ってご来店されますので、まつげに日焼け止めが残っている状態ですとグルーをはじく感覚があります。
日焼け止めは、物によって油分が多いものやシリコン等が入っている物もありますので、きちんと落とさないとまつげに残ります。
日焼け止めの種類にも寄りますが、前処理剤だけでは落ち切らない時がありますので、アイシャンプーをして頂いたほうが綺麗に落ちます。
プレケアは侮れませんので、特に夏場は意識して確実におこないましょう!
見落としがちな意外な原因
これは、見落としがちですがグルーが古いと装着後ポロっと取れることがあります。
皆様しっかりと使用期限を管理して下さっているので、こうしたケースは少ないと思いますが、開封から時間の経ったグルーはきちんと保管をしていてもボトル内での劣化が自然と進んでいきます。
今回、4〜5月と自粛期間がありましたので、あまり使ってないからといって、そのまま古いグルーを使うと劣化している可能性もあるので十分ご注意下さい。
劣化しているグルーは、本来より粘度が少し増してくる感覚があると思います。
粘度が増すと、ディップの際の量が増えたり、グルーを馴染ませるためにスライドをしたりと硬化不良となる原因が重なります。
また、ボトル内での劣化が進むと主成分と色素の分離が起こり接着力が低下することがありますので、グルーは常に鮮度の高いものを使うようにしましょう!
まとめ
今日のブログのまとめです。
装着後にポロっと数本取れる原因として考えられるのは以下の3つ。
最近、硬化がうまくいかないな…。と感じる時は是非ご参考下さいませ。