まつげエクステ商材 Lashvista (ラッシュビスタ) のブログをご覧頂きありがとうございます。
エチルグルーとブチルグルー。
『正直この2つが、どう違うのか詳しくは分からない。』という現場の声が多いので、ブログを通じて、1つ1つ解説していきたいと思います!
アイラッシュの技術者として、グルーの種類や起こりうるリスクに関しては、必ず知っておく必要がある大切な内容です。
ぜひ一緒に勉強していきましょう!
エチルグルーとブチルグルーの大きな違い
アイラッシュ施術において、エチルとブチルにおける大きな違いは、硬化の際に生じるホルムアルデヒドの放散量にあります。
ホルムアルデヒドとは、アレルギーを引き起こす原因物質の一つです。
このホルムアルデヒドの放散量が、エチルに比べ、ブチルの方が少ないことが大きな特徴といえるでしょう。
これは、以前のブログでもお伝えしたことがありますが、それぞれの分子の大きさと関係しております。
エチルの方が分子が小さく、ブチルの方が大きい。
エチルは分子が小さいため、素早く軽快に飛び交う。
ブチルは大きい分、ゆっくり動く。
このように想像していただけると、ホルムアルデヒドの放散量をイメージしやすいかもしれません。
分子が小さく軽快に飛び交うエチルは、ホルムアルデヒドの放散量が高い分、アイラッシュ施術において、沁みる等の刺激を感じやすかったり、アレルギーを発症するリスクも高くなります。
一方でブチルは、分子がゆっくり動きホルムアルデヒドの放散量が少ないため、エチルと比べて刺激は穏やかに感じるでしょう。
アレルギーリスクも低くはなりますが、絶対に起こらないということは、決してございませんので誤解をしないように注意をしましょう!
サロンワークにおいては、ほとんどのお店がエチルグルーをメインで施術をしていると思います。
しかし、こういった違いがあることを理解して、お客様の体質に合わせたグルー選びが出来ると、より満足度の高い技術を提供することができるでしょう。
その為に、サロンにはエチルとブチルの両方を常備しておくと、グルー選択の幅が広がります。
まとめ
今日のブログ『エチルとブチルのグルーの違い①』では、刺激物質ホルムアルデヒドの放散量についてお伝えしました。
まとめると・・
- エチルとブチルでは分子の大きさが違う
- ホルムアルデヒドの放散量はエチルの方が高く、ブチルの方が低い
- お客様の体質に合わせたグルー選びが必要
今日はこの3つを、まずしっかり理解しておきましょう!
次回のブログでは、サロンワークで必要な、実際のエチルとブチルの使い分け方法を、更に詳しくお伝えしていきます。