まつげエクステ商材Lashvista(ラッシュビスタ)のブログをご覧頂きありがとうございます。
今月のブログは、以前アンケートにて、会員様よりリクエスト頂いた内容をメインに、投稿していきます。
今日のテーマは「前処理剤について」です。
前処理剤について
リクエストが多かった、前処理剤について。
中でも、
この3つについての質問が、多く寄せられたので、順を追って解説していきます!
前処理剤の種類
前処理剤の種類には、大きく分けて3つあります。
各種類の特徴を簡潔に説明すると、
メリット➡︎肌・まつげに優しい
デメリット➡︎洗浄力が弱い
メリット➡︎洗浄力が強い
デメリット➡︎肌への刺激、自まつげが乾燥しやすい
メリット➡︎洗浄力が強い、グルーの硬化促進、保水作用
デメリット➡︎ph値が高すぎると、キューティクルが開きやすい
それぞれを簡単にまとめると、このような性質に分かれます。
種類別の効果の違い
では、更に分かりやすく、効果の違いを五段階評価で表してみると、こういったイメージです。(★の数は私の主観的意見も入ります)
①弱酸性系
★★★★★
②エタノール系
★
③アルカリ系
★★★★
①弱酸性系
★★
②エタノール系
★★★★★
③アルカリ系
★★★★★
前処理剤の選び方
これまでに解説したように、前処理剤には様々な種類がございます。
それぞれの特性を考慮した上で、お客様やご自身のサロンに合った前処理剤を、選んで頂けたらと思います。
参考までに、弊社のラッシュプライマー(前処理剤)はアルカリ系です。
実は、ラッシュプライマーを製作する際に、弱酸性系とアルカリ系のどちらにするかを、ギリギリまで悩んでいました。
では、なぜアルカリ系にしたのか?
それは、前処理の大切な目的である「汚れを綺麗に落とす」という点を最優先に考えると、どうしても弱酸性系では、その効果が劣ってしまい、アルカリ系の方が優秀だからです。
アルカリ系には、油性の汚れを落とすという大きな特徴があります。
メイク残りや、皮脂等の油性の汚れが、まつげに付着したままエクステンションを装着すると、確実に持続力の低下を招きます。
ですので、これらの汚れを前処理剤でしっかりと落とすことが、大変重要です。
エタノール系も、油性汚れを落とす効果は高いですが、刺激が強いというデメリットがあるので、その点も踏まえた上で、やはりアルカリ系を選びました。
また、アルカリ系には油性汚れを落とす他にも、グルーの硬化を促進するという、大きなメリットがあります。
これは、スムーズな装着を実現する上で、非常に大きなポイントとなりますよね。
そして、もう1つの大きなメリットが保水作用。
弊社のラッシュプライマーは「アルカリ電解水」という特殊な「お水」で作られていますが、このアルカリ電解水には、保水作用があります。
保水作用とは、字の通り、水を保つこと。
つまり、自まつげに水分が保たれます。
ご存知の通り、グルーは水分と反応して硬化しますので、この保水作用というのも、スムーズな施術をする上で欠かせない、大切な役割の1つです。
思わず力説してしまい、長くなりましたが(笑)
弊社のラッシュプライマーを、アルカリ系にした経緯をまとめると
エクステンションの持続性を高め、スムーズな施術をする上で欠かせない、これら3つのポイントに着目して、製作にあたりました。
ちなみに、弊社のボタニカルバブルフォーム(アイシャンプー用クレンザー)は弱酸性です。
アイシャンプーの場合、直接皮膚に付きますので、お肌に優しい弱酸性に仕上げています。
洗浄力に関しては、泡の力+植物系の界面活性剤を使用することで、アルカリ系と同じように、油性汚れをしっかりと落とすことが可能です。
サロンワークに入る時は、お客様の毛質や肌質に合わせて、ラッシュプライマーとボタニカルバブルフォームを使い分けるようにしています。
長くなりましたが、今日のブログはここまで!
最後までご覧頂きありがとうございます。
ぜひ、前処理剤を選ぶ際の参考になれば幸いです。
ではまた。